朝、スマホをぼんやり眺めていたら「最大20%還元」という文字が目に入った。
20%。
二度見した。寝起きの目がバグったのかと思ったが、どうやら本気らしい。福岡銀行の新サービス「バリープログラム」と「バリーカード」の話である。
20%還元といえば、だいたいは「条件:宇宙船を所有していること」みたいな話が多い。私は地球の片隅で暮らす一般市民なので、今回も半信半疑で読み始めた。
読み進めると、まず「福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行の口座が必要」とある。
この時点で、対象者がかなり絞られている。全国区の話ではない。
しかし私は福岡在住なので、ぎりぎり土俵には立てている。ここで変に希望を持ってしまった。
対象店舗一覧を見ると、マクドナルド、スタバ、すかいらーく系列、そして資さんうどん。
資さんうどんで20%還元。
急に現実味が出てきた。私は週末になると資さんでごぼ天を頼むタイプの人間なので、これは無視できない。
ここで思い出すのは、昔ポイントカードを財布に10枚以上入れていた頃の自分だ。
レジ前で「えっと…これはどの店だっけ」と固まり、後ろの人に無言の圧をかけられていた。
あの頃から比べると、私も多少は成長したはずだが、還元率という言葉には今も弱い。
肝心の20%の内訳を見ると、案の定、条件が積み上がっていた。
ステージ、取引ボーナス、月間利用額。
投資信託100万円、ローン、リボ払い。
読んでいるうちに、だんだん自分が対象外な人間に思えてくる。
「リボ払い利用中で+1%」という文字を見て、私は静かにスマホを置いた。
1%のためにリボ払いをする勇気は、私にはない。
ポイントは好きだが、借金とは仲良くしたくないのである。
結局、冷静にシミュレーションすると、私が現実的に出せそうな還元率は5〜7%あたりだろう。
それでも十分すごいのだが、最初に見た「20%」の文字が頭に残っているせいで、少し物足りなく感じてしまう。
人間の欲とは恐ろしい。
ただ、対象店舗は本当に日常使いが多い。
資さん、ロイヤルホスト、福岡市地下鉄。
これはもう「福岡で生活している人のためのカード」なのだと思う。
結論として、バリーカードは「刺さる人には深く刺さる」カードである。
私はというと、条件を眺めながら「まあ無理せず使える範囲でいいか」と納得した。
20%を目指さなくても、ごぼ天はちゃんと美味しい。
それでいいのだと思う。
ちなみに、詳しく知りたい人向けの記事もちゃんとある。「 福岡銀行の新サービス「Vary(バリー)」徹底解説!最大20%還元のポイントプログラムとバリーカード 」を読んで下され。私は説明しない。

福岡市に住んでいる人、これから住む人がどこか銀行に口座を作ろうかなーって考えているのであれば、福岡銀行や西日本シティ銀行といった大手地銀もいいですが、個人的には新生銀行をおすすめいたします。



