福岡銀行が最近力を入れているのがデビットカード(Debit+)です。福岡県出身の俳優の瀬戸康史を起用したテレビCMも放送されていますね。
デビットカードというのは、銀行口座の預金を利用してお店で買い物をすることがで切るカードです。つまり福岡銀行のキャッシュカードでお買い物が直接できちゃうわけです。
今回はそんな福岡銀行のデビット+と関連して利用できるスマホアプリのWallet+の活用や、クレジットカード(アレコレカード)との違いなどをわかりやすくまとめていきます。
そもそもデビットカードってなに?
デビットカードというのは銀行のキャッシュカードでお買い物ができるシステムのことです。最近、デビットカードが多数登場していますが、デビットカード自体はかなり昔から存在しています。J-Debitと呼ばれるものです。
ただ、近年登場しているものはブランドデビットと呼ばれるタイプのものでこちらは2015年くらいから色々登場するようになりました。
従来のJ-Debitよりも使えるお店が増え、利用可能時間も制限がなくなるといったように使い勝手は大きく向上しています。
Debit+とは?
Debit+は福岡銀行のブランドデビットカードです。JCBと提携しているのでJCB加盟店で利用することができます。リアル店舗はもちろん、オンラインショッピングでも利用可能です。
年会費は1,350円(初年度無料)ですが、年10万円以上のお買い物や携帯電話料金の支払いなどに利用すれば無料にできます。ただし、最近利用者が増加している、格安スマホについては対象外となっています。こうしたサービスを利用している人は、気をつけましょう。
個人的には年会費を払うほどの価値はないと思っています。条件を満たせないようであればあえて利用する必要はないと思います。
ポイントはWallet+との連携が必要
利用金額の0.5%分のポイントが貯まりますが、それにはWallet+というアプリとの連携が必要になります。ちなみにiPhoneのアプリのWalletとは別物です。紛らわしいですね……・。
福岡銀行のDebit+とアレコレカードの比較
福岡銀行と言えば、クレジットカードとキャッシュカードが一体となった「アレコレカード」というクレジットカードを発行していますが、このアレコレカードとDebit+の違いはどんなところにあるでしょうか。
まずは、Debit+のメリットといえそうなところをまとめてみます。
- 審査がない
過去にクレジットカードで未払いなどを起こした、いわゆる事故情報(ブラックリスト)をお持ちの方でもカードを作ることができます。未成年もOKです。 - 口座に入っている金額までしか使えないので無駄遣いしない
使い過ぎてどうしようもなくなるということはないです。持っているお金以上にはつかえませんね。
つづいてはデメリットです。
- クレジットカードと同じではない。
たとえば、ガソリンスタンドでは利用できません。
このあたりの違いを踏まえた上で、アレコレカード、Debit+のどちらを使うかを考えてもよいかもしれませんね。
他のクレジットカードの方がスペックいいかも
ただ、個人的にはアレコレカードもDebit+もどちらもポイント還元率が低いです。あえて、福銀のサービスを使わなくても、完全年会費無料でお得なクレジットカードは多数あります。
たとえば、アレコレカードもDebit+もポイント還元率は0.5%(100円利用で5円分のポイント)です。一方でクレジットカードのポイント還元率は1%を超えるものが少なくないです。
・楽天カード
年会費は完全無料です。ポイント還元率は1%。楽天市場でのお買い物なら3%付与されます。楽天PointClub加盟店ならさらに1%のポイントが付与されます。
・リクルートカード
年会費無料。ポイント還元率は1.2%と高いです。
また、福岡にお住まいの方向けのお得なクレジットカードを「福岡でお得に買い物できるクレジットカードの比較」でも紹介しています。買い物をするスーパーや百貨店などで使い分けをするのもお得です。
ネットバンク系のデビットカードもお勧め
また、クレカはいやでデビットカードがいいという方も、あえて福銀ではなくネットバンクのデビットカードを活用するという手もあります。
・ソニーバンクWALLET(Visaデビットカード)
利用金額の0.5%~2.0%のポイント還元と高い。さらに外貨預金をしていればその外貨をそのまま海外旅行でお買い物に使える。年会費完全無料。
・住信SBIネット銀行VISAデビット付キャッシュカード
年会費無料。ポイント還元率0.6%
年会費はもちろんですが、ポイント還元などの付帯サービスをみても負けている感じがします。