早起き父の弁当作り奮闘記|鮭弁当と朝食パスタの朝

妻が急に「ちょっと実家に行ってくる」と言い残して出かけた翌朝、私は長男と次男の朝食と弁当作りというミッションを授かった。

授かったというより、落ちてきたという感じである。料理は嫌いじゃない。むしろ嫌いじゃない部類に入ると思う。ただし、タイムリミットが午前7時30分という条件付きになると話は変わってくる。普段、そんな時間に完成を求められる料理などしていないのだ。

というわけで私は、朝5時30分に起きる完璧な計画を立てた。逆算もした。段取りも頭の中では完璧だった。ところが人間というのは、肝心なところで裏切る生き物である。目が覚めたら、まだ4時だった。目覚ましも鳴っていない。外も当然暗い。私は布団の中でしばらく考え、「もう起きるか」と、なぜか前向きな結論に達した。

台所に立つと、妙に頭が冴えている。鮭を焼き、ご飯を詰め、弁当は鮭弁当と決め打ちである。迷わない朝は強い。結果、5時には弁当の準備もすべて終わってしまった。時計を見て、私は少し不安になった。やることが、ない。
そこで凡ミスが発覚する。弁当でご飯を全部使い切ってしまったのだ。炊飯器は空っぽで、なぜか誇らしげに軽い。朝食用の白米は存在しない。ここで私は一瞬、冷凍ご飯という文明の利器を思い出したが、なぜか使いたくなかった。早起きテンションというのは、時々意味不明な判断を下す。

結果、朝食は鮭とピーマンのパスタになった。和なのか洋なのか、自分でもよく分からない。子どもたちは特に文句も言わず食べていたので、まあ成功なのだと思う。

私はコーヒーを飲みながら、「早起きは三文の徳って、こういう手持無沙汰も含めての話なのか」と考えた。結局その時間は、特に有意義でもなく、ただ静かに過ぎていった。
早く起きすぎると、段取りは良くなるが、時間は余る。余った時間をどう使うかまでは、誰も教えてくれない。次に同じミッションが来たら、たぶん私はまた早起きするだろう。そしてまた、ご飯を使い切る気がするのだ。

初めてのXスペース対談で、私は二重に見られていた話

初めてXのスペースというものをやった。
ボタンを押せばすぐ始まるし、顔も出ないし、気楽なもんだろうと思っていたのだが、実際はそうはいかなかった。思ったよりも私は、しどろもどろだったのである。

今回は対談だった。一対一で誰かと話す、というだけなら、これまでにもそれなりに経験はある。喫茶店でも、電話でも、オンラインでも、相手の顔や声に集中すればいい。しかしスペースには、もう一人、いやもう一団体、聞き手がいる。リスナーという名の、姿の見えない人たちである。

この「見えない」というのが、私にはやっかいだった。
目の前の相手に話しているつもりなのに、同時に「今これ、誰か聞いてるんだよな」という意識が、後頭部あたりに常にへばりついている。まるで、家で独り言を言っていたら、実は窓の外に人がいた、みたいな感じである。落ち着かない。

そういえば昔、授業で音読をさせられたときも似たような感覚があった。先生に向かって読めばいいのに、後ろの席のクラスメイトたちの気配が気になって、急に漢字が読めなくなる。あのときの私は、「急にバカになったのでは」と本気で心配したが、今回もどうやら同じ症状だったらしい。

話しながら、自分でも「あ、今ちょっと変な間が空いたな」とか、「その話、そんなに面白くないぞ」とか、いちいち自分にツッコミを入れてしまう。そのせいで、余計に言葉が遅れる。頭の中が、話す私と反省する私で二分されて、軽く渋滞していた。

終わってから、「うまくしゃべれなかったなぁ」と反省したが、よく考えれば、初めてでうまくいくわけがない。なのに私は、なぜか最初から、そこそこ流暢な自分を想定していたのである。この自己評価の高さと現実のギャップには、毎回驚かされる。

まあ、慣れの問題なのだろう。たぶん何回かやれば、リスナーの存在も空気みたいになるに違いない。そう思うことにした。
次回もたぶん、少しは緊張するだろうが、それも含めて私なのだ、と都合よく納得しておく。どうせまた、しゃべり終わってから反省するのだろうし。

Apple初売り(2026)でApple Watch SE3を買って王様になった話

1月2日、正月気分がまだ布団の中に残っている時間に、私はAppleの初売りをのぞいた。別に急ぎの用もないのに、初売りという言葉には人を無条件でクリックさせる力があると思う。気づけばApple Watch SE3をカートに入れ、ウキウキしながら購入を完了していた。新年の私、えらい。
と思っていたのだが、数日後にそのウキウキは静かに床へ落ちた。

注文確認メールを何気なく見返していたとき、宛名欄に違和感を覚えた。自分の名前のはずなのに、見たことのない漢字が混ざっている。というか、混ざっているどころか、もはや別人である。「なんちゃら王」みたいな、歴史の教科書に出てきそうな名前になっていた。
どうやったら自分の名前を王様にしてしまうのか。漢字変換というのは、たまに人の人生を勝手に大河ドラマにする。

思えば昔から、私は変換ミスに恵まれてきた。学生時代、友人へのメールで「了解」を「領海」と打ち間違え、急に国防の話になったことがある。あの頃から、変換候補をろくに確認しない癖は何も変わっていない。成長とは何だろうと思う。

1月5日の朝。商品はまだ発送されていない。王様宛ての荷物として倉庫で戸惑っているのではないか、と余計な想像をしてしまう。配達員さんがインターホン越しに「王様はいらっしゃいますか」と聞いてきたらどうしよう。いや、どうもしないのだが。

とはいえ、住所は合っているし、たぶん大丈夫なのだと思う。世の中、名前が多少おかしくても時計はちゃんと届く。そう考えると、人間の名前というのは意外と重要ではない。
次からは変換を確認しよう、と思いながら、たぶんまた同じことをやるのだろう。私の中の王様は、今日も健在なのである。

ちなみにAppleの初売りは本日1月5日までなのだそう。
みんなは王さまのように偉ぶることなく注文してほしい。Appleギフトカードを事前に買って買うとお得に買える。王様なのにケチなのだ。

参考:【2026年】Apple初売り徹底攻略!買うべき「お得な製品」と「見送るべき製品」のリストとお得な買い方

WESTER超特典きっぷで行く弾丸広島ツアー 2026年1月

仕事終わりに「じゃあ行くか」と言ってしまったのが、そもそもの始まりだった。
WESTERポイント超特典きっぷという、なんだかゲームの必殺技みたいな名前の切符があり、これを使えばえらくお得に新幹線に乗れるらしい。お得と聞くと、私は途端に判断力が鈍るタイプの人間なのである。

そんなわけで、息子と二人、最終の新幹線で博多から広島へ向かった。仕事終わりの新幹線というのは、体は疲れているのに気持ちだけが妙に修学旅行っぽくて落ち着かない。息子は元気で、私は早く座りたい。それだけで、親子というのはバランスが取れているのだと思う。

新幹線の中で、私は昔、自分の父と二人で出かけた記憶を思い出した。あの時の父も、たぶん今の私と同じように、眠いけど楽しそうなフリをしていたのだろう。そう考えると、親というのは代々、無理をしながら旅に出る生き物なのかもしれない。

翌日は朝から宮島へ向かった。
宮島は、何度来ても「おお」と言ってしまう場所である。言葉にすると安っぽくなるが、本当に「おお」なのである。

まずは穴子丼を食べた。ふわっとして、たれがちょうどよくて、これはもう説明する気が失せる味だった。続いて牡蠣。息子は大人みたいな顔で食べていたが、たぶん内心は「ちょっと怖い」と思っていたはずだ。私もそうだった。

帰りには妻へのお土産に穴子弁当を買った。自分たちだけ美味しいものを食べてきたという、ささやかな後ろめたさを詰め込んだ弁当である。

弾丸旅行だったので、正直かなり疲れた。足も腰も文句を言っていた。でも、息子と二人で新幹線に乗って、同じものを食べて、同じ景色を見たという事実だけで、まあいいかと思えてくる。
結局、旅というのは距離よりも、「一緒に疲れたかどうか」なのだと、どうでもいい結論に落ち着いたのであった。

WESTERポイントと切符については「WESTERポイントのお得な貯め方と使い方、交換ルート解説 ポイント特典きっぷやホテル宿泊券がお得」を見てほしい。詳しく説明するのは任せた。

大牟田の隠れたグルメ「イカ弁当」を味わう:家族で楽しむ至福の一日

大牟田市といえば……ですが、実は「イカ弁当」という地元の名物グルメも見逃せません。今回、家族と一緒にその味を堪能するために訪れたのが、地元で人気の弁当屋「マイショップ」です。このお店は特に「イカタル弁当」で有名で、地元民からは愛情を込めて「大牟田のソウルフード」として親しまれています。
“大牟田の隠れたグルメ「イカ弁当」を味わう:家族で楽しむ至福の一日” の続きを読む

2022年7月のポイ活 福岡の暇人のポイ活記録

私が実際にやったポイ活案件について2022年7月分を記録していきます。ポイント家計簿的な形で活用していけたらと思っています。

ポイントは付与時点ではなく見込み時点で評価しています。お買い物のポイント還元は基本含まずに、純粋なプラスの黒字部分を計算しています。

様々なポイ活を通じて月々2万円~5万円くらい、それで年間に30万~50万くらいを獲得出来たらいいなぁと思って進めています。

“2022年7月のポイ活 福岡の暇人のポイ活記録” の続きを読む

福岡市内の小学校は3月2日~4月6日まで休校へ。長い長い春休みをどう過ごす?

福岡市内の小学校は本日、臨時休校が決まったようです。休業期間は2020年3月2日~4月6日まで。長い長い春休みとなります。

なお、留守家庭子ども会は夏休みなどと同じような扱いになるようです。入会要件も緩和されるそうなので、留守家庭は使っていないけど、仕事などの関係で学校に行かないのは困るという方は福岡市のこども未来局 こども部 放課後こども育成課にお尋ねください。

“福岡市内の小学校は3月2日~4月6日まで休校へ。長い長い春休みをどう過ごす?” の続きを読む

福岡(キャナルシティ劇場)の劇団四季リトルマーメイド観劇。行ってわかった予約のコツと子連れにおすすめの席

福岡のキャナルシティ劇場にある劇団四季のリトルマーメイドを子どもたちとみてきました。

さすがに幼稚園児には少しハードルが高いかな?と思いましたが、観劇したあとは、ミュージカルの歌を口ずさみ、また観に行きたいという事だったので大成功でした。早速AmazonでCDを購入して皆で聞いています。

今回はそんなわけで、一度観に行ってわかった、予約の取り方や子連れで観に行くときのおすすめの席などについてまとめたいと思います。ちなみに、劇内容はネタバレ無しなのでご安心くださいませ。

“福岡(キャナルシティ劇場)の劇団四季リトルマーメイド観劇。行ってわかった予約のコツと子連れにおすすめの席” の続きを読む

2017年の福岡の花粉飛散予想と私の花粉対策

2月も中旬をすぎると、花粉症(花粉の飛散)が気になってくる時期になりますね。日本気象協会が、2017年2月14日に発表した花粉飛散予測第4報によると、福岡・長崎・大分でついに花粉の飛散が開始(観測)されたということです。

2月の気温はほぼ平年並み、3月はやや高めと予想されていますが、花粉の飛散はほぼ例年並みのペースと予想されているようです。

花粉症のようなアレルギーは早めの対策で症状を軽くすることもできるそうなので早め早めの対策をしていきましょうね。

“2017年の福岡の花粉飛散予想と私の花粉対策” の続きを読む

随分と更新をさぼってしまいました……

ずっと更新しなきゃと思っていたのですが、なかなか仕事が忙しくて福岡で遊ぶとか暮らすとか食べるとか言ったことができてなかったので更新していませんでした。

しばらくもこんな状況が続きそうで福岡ネタだけではやっていけないような気がするので、福岡で仕事している僕自身の考えとか、仕事で活用していることとかも紹介していくようにブログの軌道修正も図っていきたいと思います。

こうすれば多分、週に2、3記事くらいは更新できそうです。