Apple初売り(2026)でApple Watch SE3を買って王様になった話

1月2日、正月気分がまだ布団の中に残っている時間に、私はAppleの初売りをのぞいた。別に急ぎの用もないのに、初売りという言葉には人を無条件でクリックさせる力があると思う。気づけばApple Watch SE3をカートに入れ、ウキウキしながら購入を完了していた。新年の私、えらい。
と思っていたのだが、数日後にそのウキウキは静かに床へ落ちた。

注文確認メールを何気なく見返していたとき、宛名欄に違和感を覚えた。自分の名前のはずなのに、見たことのない漢字が混ざっている。というか、混ざっているどころか、もはや別人である。「なんちゃら王」みたいな、歴史の教科書に出てきそうな名前になっていた。
どうやったら自分の名前を王様にしてしまうのか。漢字変換というのは、たまに人の人生を勝手に大河ドラマにする。

思えば昔から、私は変換ミスに恵まれてきた。学生時代、友人へのメールで「了解」を「領海」と打ち間違え、急に国防の話になったことがある。あの頃から、変換候補をろくに確認しない癖は何も変わっていない。成長とは何だろうと思う。

1月5日の朝。商品はまだ発送されていない。王様宛ての荷物として倉庫で戸惑っているのではないか、と余計な想像をしてしまう。配達員さんがインターホン越しに「王様はいらっしゃいますか」と聞いてきたらどうしよう。いや、どうもしないのだが。

とはいえ、住所は合っているし、たぶん大丈夫なのだと思う。世の中、名前が多少おかしくても時計はちゃんと届く。そう考えると、人間の名前というのは意外と重要ではない。
次からは変換を確認しよう、と思いながら、たぶんまた同じことをやるのだろう。私の中の王様は、今日も健在なのである。

ちなみにAppleの初売りは本日1月5日までなのだそう。
みんなは王さまのように偉ぶることなく注文してほしい。Appleギフトカードを事前に買って買うとお得に買える。王様なのにケチなのだ。

参考:【2026年】Apple初売り徹底攻略!買うべき「お得な製品」と「見送るべき製品」のリストとお得な買い方