私は福岡県福岡市に住んでいますが、固定資産税や自動車税、住民税などの税金は地方税として福岡に収めることになっています。
今回はそんな地方税の納付についてその方法やお得な納税方法などをわかりやすくまとめていきたいと思います。
せっかく収める税金もできるだけ得をして納付するようにしましょう。
まずは、税金の種類別に紹介したいと思いますね。
固定資産税
これはマイホームなどの固定資産を持っている人に発生します。都市計画税という税金も一緒に課税されます。マイホームが市街化区域内にあれば両方かかって一緒に課税されます。
こちらは年4回に分割して納付というかたちになります。
4月末、7月末、12月28日、2月末です。12月だけ28日となっているのはそれ以降が役所のお休みになるからですね。ちなみに納付期限日が土日に当たる場合はその翌営業日が納付期限となります。
自動車税・軽自動車税
自動車に対してかかる税金です。福岡市の場合は5月末が納付期限となっています。
ちなみに、これはその年の4月1日現在の自動車所有者に対してかかる税金となっています。
住民税
昨年の所得に対してかかる税金です。なお、こちらサラリーマンの方は会社が特別徴収といって自動的に天引きをしてくれる形になっているので、自分で納付する必要はないです。
自営業の方、フリーランスの方、サラリーマンをしているけど副業をしていて、あえて特別徴収を選択しなかった方などは、自分で納付することになりますね。
余談ですが、サラリーマンで副業をしていて、それを会社に知られたくないという場合は、特別徴収ではなく、普通徴収をお勧めします。詳しくは以下のサイトもご覧ください。
さて、納付期限に話を戻しましょう。5月末ごろに福岡市役所から決定通知書と納付書が送られてきます。
1）一括納付
1年分をまとめて払う方法です。この場合の納付期限は6月末です。
2）分割納付
1年分を四回に分けて払う方法です。この場合の納付期限は6月末、8月末、10月末、1月末となります。
福岡市の地納税の納付方法
・窓口にいく
・銀行振込
・クレジットカード払い
・コンビニ払い
この4つがあります。最高にお得なのはクレジットカード払いではなくコンビニ払いです。
窓口、振込は何のお得もありません。
クレジットカード払いは手数料がかかる
税金をクレカ払いすればポイントもたまるしお得じゃない？と思うかもしれませんが、なぜか税金をクレカで払うときは手数料がかかります（福岡市に限った話ではありません）。
| 納付金額 | 決済手数料 |
|---|---|
| １円～１０，０００円 | ７３円（消費税別） |
| １０，００１円～２０，０００円 | １４６円（消費税別） |
| ２０，００１円～３０，０００円 | ２１９円（消費税別） |
納付金額が１０，０００円増えるごとに，決済手数料が７３円（消費税別）が加算されます。
上記のような感じになります。手数料率にすれば1％近くの手数料になります。
クレジットカードの利用でたまるポイントは1％程度ということが多いのでほとんど得ができない感じになります。
コンビニ払いならセブンイレブンかミニストップ払いがお得
お得なのはコンビニ払いです。中でもセブンイレブンかミニストップがお得になります。その理由は納付を「電子マネーできる」ことです。
セブンイレブン：nanacoで納付可能
ミニストップ：WAONで納付可能
ただ、どちらもケースでも電子マネー払い自体にはポイントはつきません。代わりに手数料は無料です。
得じゃないじゃん……と思わないでください。一つだけ、ここで得ををするポイントがあります。それは「上記の電子マネーにクレジットカードでチャージする」という方法があるんです。
実際に税金を電子マネーで払うタイミングではポイントはつかなくても、チャージをするときにはクレジットカードのポイントがたまります。
画像にすると上のような感じです。
nanacoへのチャージでポイントがたまるカード
- 楽天カード（JCBのみ）
- リクルートカード
- YJカード（JCBのみ）
- セブンカード・プラス
ポイントがたまる条件や割合などは「公共料金や税金などの支払いはセブン-イレブンのnanaco（電子マネー）がオススメ」で詳しく解説されています。
WAONへのチャージでポイントがたまるカード
- イオンカードセレクト（オートチャージのみ）
- JALカード
ポイントがたまる条件や割合などは「WAONで公共料金や税金を払ってJALマイルやWAON POINTを貯める方法」で詳しく解説されています。
個人的には使い勝手が良いのは圧倒的にnanacoでセブンイレブンのチャージですね。税金って金額が決して小さくありません。仮に年間に20万円の納税が必要という場合、1％分のポイントがたまるだけでも2000円が戻ってくる計算になります。
その分だけ税金が安くなる！と考えたらかなりお得だと思います。上手に活用してくださいね。