福岡県に本社がある上場企業で、株主優待を行っている会社をまとめました。地元の会社という事で応援したい方もいらっしゃるでしょうし、地元ならではの株主優待なら、お得に活用できるという方も多いでしょう。
特に旅行交通、外食、飲食、デパートやスーパー、専門店のような生活に密着した会社の株主優待をフィーチャーしました。
株式優待は企業が株主に自社サービス等を提供
株主優待というのはそれぞれの企業が自社のオーナーである株主に対して、自社製品や自社サービスを提供したり、割引券などを提供したりするものです。
株主優待制度を設けている会社は少なくなく、割合は年々増加傾向にあります。
株式“投資”なので運用によるリスクもあるわけですが、投資はリスクだけでなくリターン(収益)も期待できるものです。余裕資金があるのであれば、資産の一部を株で持つというのは有効な戦略の一つです。
株主優待投資、株式投資って何よ?という方は以下の参考サイトも役に立つと思います。
福岡の旅行・交通系の株主優待
- JR九州
- 西日本鉄道
- 第一交通産業
- スターフライヤー
- 三井松島産業
交通系としてはJR九州と私鉄大手の西鉄が株主優待をやっています。鉄道の割引券などになっています。西鉄は保有株数が増えると、西鉄路線を無料で使えるフリーパスがもらえたりします。
第一交通はタクシー大手ですね。タクシー利用券のほか、不動産事業の割引券ももらえます。
スターフライヤーは北九州空港をベースとする航空会社(ANA系)ですね。優待券は半額券となっています。福岡~東京などの出張が多い方などには重宝できそうな優待券です。羽田空港、関西空港、セントレア(中部)空港、福岡空港、北九州空港、山口宇部空港に路線があります。
三井松島産業は石炭の輸入販売を行っている会社です。ホテルの運営を行っており、そちらの割引券があります。
福岡のデパート・百貨店・スーパー・専門店の株主優待
- 井筒屋
- マックスバリュ九州
- イオン九州
- MrMaxHD
- コスモス薬品
- アプライド
福岡の地場のデパートやスーパー、ドラッグストア、専門店の株主優待です。
井筒屋は北九州のデパートですね7%割引券が優待です。
マックスバリュ九州やイオン九州はどちらもイオン系で、イオンのお買い物券や割引券がもらえます。イオン系は複数上場しており、それぞれの株を持てば、複数の優待がもらえるのもいいですね。
MrMaxHDはディスカウントストアの「ミスターマックス」を運営しています。2000円相当の自社PB商品がもらえます。
コスモス薬品は5000円相当のお買い物券、またはお米券がもらえます。お得度はお買い物券が高いです、近くのコスモスで買い物が多い方はお得感がありますね。
アプライドは自社グループ店舗で使えるポイントがもらえます。パソコン関連商品ショップであるアプライドのお店(またはネット通販)で使えます。
福岡の外食系・食品系の株主優待
- ロイヤルホールディングス(割引券)
- 梅の花
- 力の源ホールディングス
- プレナス
- メディアファイブ
- ピエトロ
- マルタイ
- コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス
- 鳥越製粉
外食系は優待利回りが高く人気があります。地場ということもあり、お店も数も多いのでお食事券系の優待はうれしいですね。
ロイヤルホールディングスはファミリーレストランの「ロイヤルホスト」や「カウボーイ家族」などを運営しています。優待はお食事券となっています。
豆腐料理で知られる梅の花は久留米に本社があります。優待券は20%オフになる株主優待証(梅の花、チャイナ梅の花、かにしげ、梅香家常菜、ほたる)に加えて、割引券ももらえます。福岡にもお店が多いから使いやすい優待ですね。
力の源ホールディングスはご存知「一風堂」の運営会社です。保有株数に応じて10~20%割引カードがもらえます。
プレナスは持ち帰り弁当の「ほっともっと」以外にも「やよい軒」「MKレストラン」などを運営しています。使いやすいお店なので優待券(食事券)はうれしいですね。
メディアファイブは飲食というよりもPC系の会社ですが、スイス料理の「ハウゼ(薬院駅そば)」を経営しており食事券(20%オフ)がもらえます。
ピエトロ、マルタイ(マルタイラーメン)、コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス、鳥越製粉(そうめん)は自社製品がもらえます。
その他、株主優待のある福岡企業
最後はその他企業です。
- ふくおかフィナンシャルグループ(金利上乗せなど)
- 筑邦銀行(クオカード)
- 大石産業(クオカード)
- 日本乾溜工業(クオカード)
- 九州リースサービス(クオカード)
- はせがわ(特産品)
- TOTO(自社製品)
- ウチヤマホールディングス(お米券)
- 南陽(クオカード)
- FCホールディングス
- 南陽(クオカード)
- フォーシーズホールディングス(化粧品)
- シノケングループ(クオカード)
- コーセーアールイー(クオカード)
- リックス(クオカード)
- きょくとう(クオカード)
- イフジ産業(たまごギフト券)
- プラッツ(クオカード)
- 総合メディカル(健康食品)
- ゼンリン(自社商品・地図)
- ベガコーポレーション(クオカードまたは自社製品)
- ホープ(抽選で太宰府天満宮グッズ)
圧倒的にクオカードという優待が多いですね。クオカードは使いやすいし、便利だからもらってうれしいのはうれしいけど、優待としての特別感みたいなものはないですね。
ちなみに、今回の福岡企業の株主優待については2018年6月現在の調査によるものです。株主優待は時に変更されます。私も気が付いたら更新しますが、最新の情報は各企業のIRページなどで確認することをお勧めしますよ。