身近な海外、リゾートとして人気が高いハワイ。福岡(福岡空港)からは直行便としてデルタ航空による航空路線があります。普段海外旅行などに行く機会がないという方は、LCCは別として全日空(ANA)や日本航空(JAL)以外は知らないという方も多いかもしれません。
そんな方に、福岡から直接ハワイに行ける路線を有するデルタ航空とハワイ路線をよりお得に楽しむための方法を紹介していきます。
福岡・ハワイ(ホノルル)の直行便について
2016年5月現在、福岡・ハワイの直行便を持っているのはデルタ航空の一社のみです。
以前はハワイアン航空、もっと昔は日本航空(JAL)も直行便の路線がありましたが、現在はこの一社となっています。
デルタ航空による福岡・ハワイ(ホノルル)路線は定期路線であり、毎日就航しています。
デルタ航空とは?
アメリカを代表する航空会社の一つです。世界でも最大規模の航空会社です。
提携航空アライアンスは「スカイチーム」です。航空アライアンスというのは世界の航空会社における連合で様々なサービスを共有しています。
世界には3つのエアアライアンスがあり、ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドというアライアンスにそれぞれ加盟しており、デルタ航空は日系の航空会社は加盟していないアライアンスに属しています。
デルタ航空でお得にハワイ旅行をする方法
一つは、デルタ航空のマイルをためてハワイ旅行を楽しむということです。
デルタ航空に限りませんが、航空会社のマイルをためた無料航空券(特典航空券)はビジネスクラスなどの上位席の予約時は高いコストパフォーマンスを示します。
(参考:1マイルの価値はいくら?)
そのため、ハワイに行きたいという方はデルタ航空のマイルをためるようにすればハワイ旅行にお得に行けるわけです。
ただし、デルタ航空のマイルをためるというのはそんなに簡単ではありません。
前述のとおり、デルタ航空はスカイチームという日系航空会社は加盟していない航空連合に属しています。そのため、ANAやJALで航空マイルなどをためている人はデルタ航空の飛行機を使ってハワイに行くというのは現状できないです。
デルタ航空のマイル(スカイマイル)をためるにはデルタ航空の飛行機に乗ってためるか、クレジットカードのポイント交換で貯めるほかありません。
ハワイ旅行行きたい方におすすめのアメックスとデルタ航空提携カード
クレジットカードという選択の中でもっともお勧めなのが、アメックス(アメリカンエキスプレス)とデルタ航空が提携したクレジットカード「デルタスカイマイル・アメックスゴールドカード」です。
クレジットカード利用100円につき1マイルがたまります。マイルの有効期限は無期限なのでじっくりマイルをためてハワイ旅行に行くということが可能です。
さらに、それだけでなく、このカードを持っていると、デルタ航空の上級会員(ゴールドメダリオン)として扱われることになります。
上級会員になるには普通は年に何十回もの飛行機への搭乗などが必要となるのですが、デルタ航空の場合はデルタスカイマイル・アメックスゴールドカードを持っているだけで上級会員となれます。
上級会員になれば、デルタ航空はもちろん、デルタ航空が加入しているスカイチーム加入の航空会社利用時に、航空会社の専用ラウンジが利用できたり、優先搭乗が利用できるなどの特典があります。
専用ラウンジで出発前の優雅な時間をすごせる
福岡空港でももちろん、その特典を受けることができます。
福岡国際空港でも本来はビジネスクラス以上の客しか利用できない「KALラウンジ」「ラウンジ福岡」を無料で利用することができます。なお、ホノルルにも「Delta Sky Club」というデルタ航空のラウンジがあって、こちらも利用可能です。
航空ラウンジというと、クレジットカード会社のラウンジを想像している方もいるかもしれませんが、航空会社のラウンジは軽食はもちろん、アルコール類なども無料で飲めるようになっているなど優雅な空間となっており、
優先チェックイン、優先搭乗
空港での長いチェックインを上級会員向けの専用レーンでスムーズに通過することができます。ちなみにゴールドメダリオン会員の場合は、デルタ航空はもちろん、スカイチームの飛行機に乗る場合も優先チェックインなどのサービスが利用可能です。
以上のような特典は、何かと不安な海外旅行でも強い力を発揮してくれるはずです。
デルタスカイマイル・アメックスゴールドカード
ネックといえばやはり年会費でしょう。
アメリカンエキスプレスのクレジットカードは基本的に年会費が高いのですが、このカードも年会費は26000円(税別)が必要です。
もっとも入会時や継続時のボーナスマイルなどが無償でもらえることを考えると実質的な年会費はこれよりも数千円程度安くなるといえますが、それでも2万円がかかるわけです。
ゴールドメダリオン会員というステータスはたしかに魅力的とはいえますが、海外旅行にどれだけ行くかというのが取得の基準になりそうです。
少なくとも年1回は海外に行くというのであれば持っていても損はないクレジットカードだと思います。
>>デルタスカイマイル・アメックスゴールドカード公式ホームページ
参考記事
・海外旅行が多い人にデルタスカイマイル・アメックスゴールドカードのメリット、デメリット