ここ数日でかなり冷え込んできましたね。11月も中旬となり、我が家でもそろそろ冬支度や暖房の準備を始める必要がありそうです。今回はそんな冬の暖房を使うという時に考えたい省エネや暖房活用の基本を紹介していきたいと思います。
結論から言うと、暖房器具を「効率」で選択する場合に最もよいものは「エアコン」です。今回は暖房の効率と選び方を紹介していきます。
暖房の光熱費と暖房効率の基本
基本的な暖房の効率性(光熱費に対する暖房能力)を考えた時の暖房器具としては
1位:エアコン
2位:石油ストーブ、石油ファンヒーター(灯油)
3位:ガスストーブ
4位:その他電気式暖房器具
という順位になります。電気式の暖房器具は実はかなり「光熱費に対する暖房効率は悪い」のです。冬場になると色々な暖房器具が登場しますが、電気式暖房器具は基本的に光熱費(電気代)をベースに考えるとかなり悪いです。
ただし、エアコンだけは除外です。エアコンは温度差を利用して熱(冷気)を作っています。最新のエアコンだとおおよそ電気を熱に変換するよりも4~5倍程度の効率で熱を作れるようですので、効率性も段違いです。この点について詳しくは「暖房に使うエネルギー比較と光熱費」で説明されているのでご覧ください。
エアコンについては外気温度が極端に低い場所だと効率性が落ちるという欠点があるようですが、福岡くらいの気温でしたら全く問題ないはずで、効率を考えた時の暖房としてはエアコンが一番お勧めです。
意外と「エアコンは電気代が高くつく」と思っている方が多いようですが、多くは誤解です。石油ストーブやファンヒーターの方がよっぽど高コストです。エアコンの暖房としての機能や選び方については「エアコンの暖房性能や他の暖房器具との比較、選び方」も御覧ください。