dポイントで電話料金を払ったら、人生が1割だけ得した気がした話 ポイントは税の前に立つ

先日、月末恒例の「今月いくら使ったかな…」という、できれば目を細めてやり過ごしたい作業をしていたときのことである。ドコモの料金明細を見て、私はため息をついた。ため息は無料だが、通信料は無料にならない。世の中は厳しい。

そんな中、dポイントで電話料金が払えるという話を思い出した。しかも、期間限定ポイントも使えるらしい。期間限定という言葉には、なぜか夏休み最終日の宿題みたいな切なさがある。使わないと消える。消える前に使わねば、という謎の使命感が湧くのだ。

しかもだ。ポイントを使うと、税引前の金額から引かれるという。私はこの仕組みを理解するのに、少し時間がかかった。昔、算数の文章題で「太郎くんがリンゴを〜」の時点で読む気をなくした自分を思い出す。今も本質は変わっていない。

例えば5000円の料金に1000ポイントを使うと、残り4000円にだけ消費税がかかる。つまり、ポイントがちょっと偉そうなのである。税金の前に出てきて、「ここ、私が引いておきましたから」と言ってくれる感じだ。なんだか頼もしい。

結果として、1ポイントが1.1円くらいの働きをするらしい。私はこの0.1円に、人間の小さな勝利を見た。大金持ちには鼻で笑われそうだが、こちらは庶民代表である。10%増しと聞くだけで、心が軽くなる。

考えてみれば、ドコモ光やドコモでんきにも使えるというのだから、ポイントもなかなかの働き者だ。私よりよほど社会に貢献している気がする。

結局、ポイントを使ったからといって人生が劇的に変わるわけではない。ただ、いつもより少しだけ「私はうまくやった」と思える。その程度で十分なのだ。どうせ通信料は来月も請求されるのだから。

詳しくは「dポイントのお得な使い方を徹底比較 電話料金払い、現金化、マイル交換」を読んでください。大人は説明しないのだ。

これがいいなら全部のポイントと消費税の関係もこうなればいいのにと思った。消費税ゼロパーセントにできるじゃないか。