ぱしふぃっくびいなすのブログ的評判、福岡発着の豪華客船に乗ってきました

博多港とクルーズ船というと、日本にやってくる豪華客船が注目されがちですが、最近は福岡港を発着する日本人向けのクルーズ船も増えてきましたね。

日本クルーズ客船が運航している「ぱしふぃっくびいなす」は西日本(大阪)に本社があることもあり、福岡発着のプランも多くあります。

今回はそんな「ぱしふぃっくびいなす」に乗船してきたので、その評判やブログ的な口コミ情報を紹介します。

ぱしふぃっくびいなすとはどんなクルーズ船?

ぱしふぃっくびいなすは、日本船籍にクルーズ船です。2.6万tで乗客定員は696名です。飛鳥Ⅱ(約5万t)に次ぐ、第二の規模の客船です。ちなみに、日本のクルーズ船にはもう一つ「にっぽん丸」という船があります。

クルーズ船というと、すごく高いという印象があるかもしれませんが、ちょっと豪華なホテルに泊まる料金+αくらいです。クルーズ費用には食事代や移動にかかる料金も含まれているわけなので、メチャクチャ高いというほどの金額ではありませんでした(それでも、エイヤっという気持ちは必要でしたけど)。

今回はショートクルーズを体験してきました。

なぜ、ぱしふぃっくびいなすを選んだのか?

なによりも福岡発着のプランがあることが大きいですね。

外国船籍の船の中にも日本発着のものは増えてきましたけど、外国船は日本だけでなく少なくとも1か国は外国に行く必要があるので、パスポートが必要なこと、なにより、短くても6日くらいの休みが必要になるので今回は無理でした。

一方で、飛鳥Ⅱはお値段が庶民にはお値段が高すぎます。

ぱしふぃっくびいなすは豪華なクルーズではありますが、クルーズ船の中ではカジュアルな部類に入り、コスパ的にも家族旅行には最適だと感じました。

ぱしふぃっくびいなすの船内での楽しみ方

ぱしふぃっくびいなすの中では、食事やいろいろなエンターテインメントがあり、無料(追加料金なし)で楽しめます。

  • 食事
  • 珈琲や紅茶、ジュース
  • シアター(映画)
  • 各種船内イベント

はすべて基本料金に含まれています。特に食事は豊富で朝食、昼食、夕食、夜食の他にメインラウンジではアーリーモーニング、モーニング、アフターヌーンティー、サンドイッチバーというように、食事時間以外でもかるくつまめるパンやお菓子が提供されています。

食事の量はやや少なく食感じる人もいるかもしれませんが、それ以外の軽食が多いので十分満足できるでしょう。

  • ビールやワインなどのお酒
  • 船室内の飲み物
  • ゲームのチップ
  • オプショナルツアー

上記は有料になります。

ぱしふぃっくびいなすの乗船から下船までの流れ

ここからは大まかな流れを解説します。スタッフの方にも確認しましたが、国内クルーズなら流れはどのプランでもほぼ一緒のようです。

  1. 乗船受付(チケットを見せます)
  2. 乗船開始
  3. 出港(セレモニーがあります。無料でスパークリングワイン提供)
  4. 航海(船内での食事やエンターテインメントを楽しむ)
  5. 寄港地に到着(船内 or 観光 or オプショナルツアー参加)
  6. 出港・航海
  7. 到着
  8. 下船

目的地(寄港地)では、直接下船できる場合と通船を使って港に行くケースがあります。寄港地では、船会社が行うオプショナルツアー(事前申し込み・有料)がありますし、自分自身で観光するのもアリです。

私の場合は、自分でレンタカーを手配しておき送迎してもらいました。

また、寄港地で下船せずに船内で過ごしてもOKです。船内でもいろいろなイベントやカルチャースクール的なものをやっています。

ぱしふぃっくびいなすの船内施設

  • 美容室、理容室、医務室(4F)
  • ロビー、フロント、ツアーデスク(5F)
  • シアタールーム、パソコンルーム、読書室(6F)
  • メインラウンジ、ダンスフロア、お土産、食事処(7F)
  • メインホール、ボートデッキ(8F)
  • カラオケルーム、茶室(9F)
  • スポーツデッキ(10F)
  • ラウンジ、展望浴室、プール、ジャグジー、ジム(11F)
  • サンデッキ、トップラウンジ、ゲームコーナー(12F)

各フロアに施設と客室(5~10F)があります。皆さんがよく利用するのが7Fじゃないでしょうか、食事、ラウンジ(お茶)、ダンスフロア(イベント)があるのでよくこのフロアを訪れるでしょう。

あとは11Fにあるジャグジーやお風呂でしょうか。夏はプールもありますね。どれも無料で使えます。お風呂にはスチームサウナもあります。

時間帯によってはかなり混み合いますが、少しずらせばお風呂を独占できたので、時間帯を工夫して入浴するようにすれば、快適です。

ぱしふぃっくびいなすのドレスコード

船内ではドレスコードがあります。

起床から夕食前までは特に規則はありません。パジャマなどで出歩くのはNGですが、それ以外は特にありません。

夕食時間以降~就寝までは3種類があります。

  • カジュアル(襟付きシャツ、スラックス、ブラウス、スカートなど)
  • インフォーマル(スーツスタイル、ワンピースなど)
  • フォーマル(タキシード、イブニングドレスなど)

ショートクルーズなら「カジュアル」のみが普通です。昼間までならTシャツ半ズボンもOKです。ドレスコードを逸脱している場合はダイニングやバーの利用が断られる場合もあります。

せっかくのクルーズ旅行なのですから、カジュアルスタイルとはいっても少しはオシャレをしていきたいものですね。

夕食時間~就寝まではドレスコードはありますが、お風呂(展望浴室)に行くような場合はサンダル履きの人も多く見たので、そこまで厳密には適用していないように思われます。

結局、良かった?悪かった?

結論としては良かったです。

クルーズ旅行は乗っていれば目的につき、それまでは家族そろってゆっくるできるというのはいいですね。私たちは夫婦と子供だけでしたが、周りを見ると三世代の利用が多かったように思います。こういったケースはさらによさそうです。