九州電力の電気契約をしていると、検針票(ご使用量通知)に「Qピコのお知らせ」という項目があり、現在たまっているポイント(Qピコ)が書かれています。
私は今のところ200ピコくらいたまっているのですが、このQピコという謎のポイントはドやったらたまって、どのように使えるのでしょうか。
電力小売り完全自由化によって新設されたこのポイントの活用方法を紹介していきます。
なんでピコとか始めたの?
電力会社はこれまで一般住宅については地域独占でしたが、2016年の小売り完全自由化を受けて、大手電力会社にとっては顧客が流出する形になるため、九電のピコみたいなインセンティブを設けるところが増えてきました。
九電だけでなく、中部電力は「カテエネポイント」、関西電力は「はぴeポイント」といったようにほかの電力会社も似たようなことをやっています。
九州電力のピコの貯め方
Qピコは以下のような形でたまるようになっています。会員登録とかは不要で、対象者は勝手にポイントが付与されます。
- 九電との新規契約:100ピコ(初回のみ)
- 契約1か月ごとに1ピコ(毎月)
- 電力使用量100kWhごとに1ピコ(毎月)
- キレイライフプラス会員登録(無料):10ピコ(初回のみ)
- Web検針票登録:1ピコ(毎月)
- 継続年数1年につき:10ピコ(年1回)
- きゅうでんガスとのセット契約:2ピコ(毎月)
こんな感じです。あまりポイントがガンガン貯まるような内容ではないですね。ちなみに私は200ピコくらい貯まっています。
勝手にたまっていくポイントですが、「キレイライフプラス」に会員登録(無料)をすることで10ポイントがもらえるます。登録後に「Web検針票」に変更すれば毎月1ポイントがプラスされます。
ちなみに、「きゅうでんガス」は九州電力による都市ガス販売です。都市ガスについては2017年4月に自由化されており、地域独占(九州なら西部ガス)以外からでも購入できるようになっています。
九電のピコは今のところポイントとしての価値は低い
九州電力のQピコは今のところ、使い道が決まっていません。
1ピコ=○○円といったように換金に使えるようなポイントではなく、時々行われるキャンペーン等で利用できるという形になっています。
過去のキャンペーンとして、2017年3月~4月は保有ピコ数に応じてカタログギフトが当たるキャンペーンが行われていましたが、この記事を書いている2017年8月現在は何もイベントが行われていないので、なんの使い道もない、使えないポイントになっています。
また、2018年3月~4月にかけてお肉、お米、商品券がもらえるキャンペーンが行われています。内容はQピコ残高に応じて当選確率がアップするようになっています。
要申し込みです。ポイントは消費されないので、できれば申し込みだけはしておいたほうがいいですね。
この感じを見ると、Qピコは九電の長期利用者並びに、プライオリティが高いユーザーを囲い込むためのポイントと考えているのでしょうね。
以上、九州電力を使っていると貯まる謎のポイント「Qピコ」の貯め方と使い方、使い道についてまとめてみました。