宝くじの売り場で「よく当たる」と言われる場所がいくつかあります。どうせ買うなら当たりやすいと言われる売り場で買いたいという人も多いかと思います。今回は福岡市内(天神地区)において1等当選(高額当選)が多いと言われている宝くじ売り場を紹介していきたいと思います。
そもそも、よく当たる売り場で買う意味はあるのか?
実際のところ「よく当たる宝くじ売り場」というのは「販売高(枚数)が多い宝くじ売り場」なわけです。
たとえば、ジャンボ宝くじの1等当選確率は「1000万分の1」です。つまり、1000万枚を売れば1人は1等当選者がでる確率ということです。
ジャンボ宝くじは1000万枚が1ユニットとなっており、その中で1つの番号が1等です。1ユニット分を丸々仕入れることができるほどの売上の店(売り場)であれば1等当選が出るのは当たり前です。逆に、1万枚しか売れない売り場では1等があたるのは難しいでしょう。
1000万枚販売される売り場と1万枚しか販売されない売り場とでは売り場ベースで考えた当選確率に1000倍の差があります。
1000万枚販売される売り場ほどよく1等がでるというのは真実です。
だからといって、当たりやすい売り場で買おうが、辺りが出ない売り場で買おうと当選確率に変化はありません。あなたが購入する1枚の宝くじの1等の当選確率は1000万分の1のままです。
結論としては「どこで買っても同じ」というわけです。特定のよく当たる売り場で買う方が当選しやすいというのはオカルトにすぎません。
宝くじは夢を買うもの
その一方で冷めたことを言えば、宝くじの還元率は50%以下と言われています。期待値を考えれば損をする話で「貧乏人の税金」という言葉まであります。
その一方で、私たち「普通の人」が億単位のお金を手に入れることができる場面というのは少なく、そうした可能性がわずかでもあるものの一つが「宝くじ」であるということは否定できません。
さらに言えば、宝くじを購入することで「当たったら何をしようか?」と妄想をしたり家族と話し合ったりする時間というものも楽しいものです。
そんな夢を買う宝くじだからこそ、よく当たる売り場で買いたいという考えは分かります。私もそうしたイベントに参加することに楽しさを見出したいと思っています。
西鉄福岡駅構内宝くじ売り場
福岡県福岡市中央区天神2-11-3 西鉄福岡駅講内
営業時間は午前7時~午後7時まで。福岡だとここが一番人気です。ジャンボ宝くじの時期は行列までできています。九州で1,2位を争う「当たる売り場」として知られていますね。露天形式の売り場となっています。
旧岩田屋東地下入り口売り場
福岡県福岡市中央区天神2丁目11-1
営業時間は午前9時~午後7時まで。上の売り場より北にあります。露天形式の売り場となっています。
ちなみに、日本一当たりやすいと言われているのは「西銀座チャンスセンター」だと言われています(すごく売れてる)。この西銀座チャンスセンターで宝くじを代行して購入するとかいうサービスまであるそうです。
そんな手数料まで払って買う意味ないですけどね。