ANAマイル高還元ルート改悪と福岡市民の私が考えたどうでもいい不安

朝、スマホをぼんやり眺めていたら、「みずほルート終了」という文字が目に入った。こういうお知らせは、だいたい歯を磨いている途中とか、トイレに入った瞬間に見てしまうもので、今回も例に漏れず中途半端な姿勢で固まった。
みずほマイレージクラブカード/ANAが2026年1月で新規受付終了。いわゆるJQみずほルートの必須装備が絶たれるらしい。高還元界隈では、静かな悲鳴があがっている気配がする。

福岡市民である私は、地理的特権みたいな顔をしてANA VISA nimocaという70%交換ルートを持っている。なので、正直に言えば「今回は無風」である。無風なのだが、私はこの「無風」という言葉をあまり信用していない。天気予報で晴れと言われた日に限って、洗濯物が一枚だけ落ちていたりする人生を送ってきたからだ。

そもそも、こうした改悪というものは、単発で終わらない。ひとつのドミノが倒れると、なぜか関係なさそうなドミノまで倒れていく。みずほルートを失った人たちが「じゃあ次はnimocaだ」と福岡方面に殺到したらどうなるのか。nimoca側も「そんなに来られても困る」と思うに違いない。結果、こちらも改悪。世の中はだいたいそういう流れである。

昔、近所に評判の安い定食屋があって、テレビで紹介された翌週に値上げしたことがあった。私はそのとき、「人気って残酷だな」と思った。今回の件も、あれと同じ匂いがする。静かに使えていたものほど、騒がれると弱い。

とはいえ、私は何か対策を打つわけでもなく、ただnimocaを財布に入れたまま、少しだけ握りしめた。まるでお守りのように。
改悪を止める力は私にはないので、とりあえず今日も無風ということにしておく。風が吹いたら、そのとき考えればいいのだ。どうせ人間、だいたい後手なのだから。

1月21日までは申込できるそうなので、nimocaのエリア(九州+函館)以外の人は、みずほルート作っておくのも良いと思う。詳しくは「ANAマイル70%交換「みずほルート」が閉鎖決定!1/21までにやるべき駆け込み手順を全解説」。また投げる。