福岡のなべ料理を代表するものの一つが「もつ鍋」です。最近では色々なタイプのもつ鍋が登場していますが、スタンダードなものは「濃厚な味噌味」か「さっぱりとしたしょうゆ味」が多いですね。人気店として「やま中」「おおいし」「越後屋」「万十屋」などがあります。今回はこの「もつ鍋」の紹介と個人的なランキングを発表していきます。
最近では、お取り寄せができるお店も増えてきました。わざわざ福岡に来なくても人気店の味も味わえるというのはネット通販様様ですね。
もつ鍋とは?
もつ鍋とは名前の通りもつ(ホルモン)の鍋です。ルーツとなるお店は「万十屋」と言われています。最近では味噌や醤油ベースの出汁が多い鍋になっていますが、当初は万十屋さんのようなすき焼き風の鍋だったと言われています。
一方で、前述の通り最近のもつ鍋はスープの種類はみそ味、しょうゆ味が基本です。また、近年では水炊き風でたれを食べるスタイルのように、新しいもつ鍋も登場しています。
もつ鍋と一口に行ってもそれぞれでかなり味わいは異なりますので、博多に来られた時は色々なもつ鍋を堪能してください。ちなみに、一昔前にもつ鍋が全国ブームになった時の味は「しょうゆベース」のお鍋だったようですね。
もつ鍋は健康にもいい?
まず、もつ鍋のメインである「モツ」にはミネラルや必須アミノ酸やコラーゲンなどが豊富に含まれています。また、もつ鍋では野菜も一杯入ります。ニラ、キャベツ、ニンニク、ゴボウ、トウガラシなど健康や美容に役立つ様々な食材を一緒に食べることができます。「博多もつ鍋とは?」によると福岡ではもつ鍋が「医者いらず」と呼ばれることもあるそうです。
モツには、ミネラルや必須アミノ酸、コラーゲンがたっぷり多く含まれています。アミノ酸、ビタミン、ミネラルも一緒に摂取することで、コラーゲンを吸収しやすくなります。
ただし、もつ(ホルモン)は全体的にプリン体が豊富ですので、痛風の方や痛風予備軍の方が控えるべき食事とされています。痛風については「痛風の症状、原因」も参考にしてください。
もつ鍋といえばビールですが、ビールもプリン体豊富です。健康に良いとは言えども、食べ過ぎは毒ですよ。
超個人的:もつ鍋の名店人気ランキング
あくまで管理人fukashoが付ける福岡のもつ鍋店の人気ランキングです。
1位:やま中
福岡のもつ鍋といえばこのお店です。赤坂と大橋(本店)の二か所にお店があります。観光なら天神からほど近い赤坂のお店がお勧めです。ちなみに、赤坂のお店はなぜこんな造りなのか?とおもうほどもつ鍋店らしからぬデザイン・雰囲気となっています。私個人としては、やま中のもつ鍋は「味噌味」がお勧めです。ちなみにニンニクたっぷりですので、ご注意くださいませ。予約は必須です。
ちなみに、持ち帰りが可能です。スープ、モツ、野菜などがセットになっているので、自宅でも簡単にやま中の味を楽しむことができます。お取り寄せ(地方発送)もできるようです。ネット販売のような形式で鼻ありませんので店舗にお問い合わせ下さい
お取り寄せ:○(店舗に連絡)
2位:おおいし
こちらも人気店です。博多の住吉(本店)、美野島にお店があります。こちらはしょうゆベースのもつ鍋が好みです。予約は必須と言えるでしょう。
お店の雰囲気もザ・もつ鍋屋さんといった感じです。お取り寄せは残念ながらありません。お店に行くしかありませんね。
お取り寄せ:×
3位:越後屋
京風の白味噌がベースとなったもつ鍋屋さんです。博多駅前(本店、と言っても駅からは徒歩10分くらいはかかる)、今泉(天神から徒歩圏内)にお店があります。味噌味のもつ鍋というとニンニクの効いた濃い味付けというイメージですが、越後屋のもつ鍋はちょっと上品に仕上がっています。
お取り寄せはあるんですが、味噌風味ではなく、醤油味のみとなっているのが残念です。
お取り寄せ:○(楽天市場:京風もつ処越後屋)
番外:万十屋
もつ鍋のルーツ的なお店です。前述の通りすき焼き風の味わいとなっています。最近主流のもつ鍋とはかなり違いますが、もつ鍋ファンならぜひ食べておきたいお店です。
ただ、お店の場所がかなり辺鄙なところにあります。車がないとちょっと行きづらいです。
ちなみに、お取り寄せも可能ですので、そちらで味を体験してみるのもいいですね。
お取り寄せ:○(楽天市場:もつ鍋 万十屋)