福岡空港からの国内線の航空会社別路線とANA、JALの比較

私は、ANAとJALの両方の航空会社で陸マイラーとして活動していますが、福岡空港を拠点に考えると、当然ですが、ANAもJALの乗り入れしているわけじゃなく、どちらかだけが使えるという路線があります。

自分への備忘録的な要素もかねて、福岡空港から定期便として出ている飛行機路線と対応している航空会社をまとめました。

また、これから福岡に定住される方でどの航空会社をご贔屓にしようかと考えている方の参考にもなれば幸いです。

福岡空港発着の定期路線と対応航空会社

福岡空港から出ている国内線の路線です。ANA、JALにおける△はコードシェア便を意味しており、たとえば、ANAの場合、サイト上で仙台行きを予約できますが、搭乗機はIBEX(アイベックスエアラインズ)になります。

ANA JAL その他
札幌(新千歳) Peach、スカイマーク
いわて花巻 ×
仙台 △(IBEX) IBEX
新潟 △(IBEX) △(FDA) 富士ドリームエアライン、IBEX
小松 △(IBEX) × IBEX
信州松本 × △(FDA) 富士ドリームエアライン
茨城 × × スカイマーク
東京 スターフライヤー、スカイマーク
成田 × × ジェットスター、Peach
名古屋(中部) × スターフライヤー、ジェットスター
名古屋(小牧) × △(FDA) 富士ドリームエアライン
静岡 × △(FDA) 富士ドリームエアライン
大阪(伊丹)
関西国際 × × ジェットスター、Peach
出雲 × △(JAC) ジャパンエアコミューター
徳島 ×
高知 ×
松山 ×
対馬
福江(五島) △(ORC) オリエンタルエアブリッジ
天草 × △(AMX) 天草エアライン
宮崎
鹿児島 × △(JAC) ジャパンエアコミューター
屋久島 × △(JAC) ジャパンエアコミューター
奄美大島 ×
沖縄(那覇)
宮古島 ○(季節) ×
石垣島 ○(季節) ×

路線でJALとANAを比較してみよう

JALとANAで利用できる路線を比較してみたいと思います。別に用途(目的地)に応じて航空会社を使い分ければいいだけなんですけど、マイルの都合とかもありますからね。旅行や出張の計画を立てるときなどの航空便選びの参考になるかと思います。

<路線数はJALが強い>

こうしてみると、ANAは13路線(季節運航の沖縄2離島を含む)で、JALは19路線となっており、全国への移動のしやすさで見るとJALの方に軍配が上がるといえるでしょう。

JALは中国地方、四国地方、九州内の路線がANAよりもかなり強いです。個人的に言えば、JALは出雲空港をカバーしているのがいいですね。失礼ですが、山陰地方に福岡から行くのって、かなり苦行感がありますので……。

一方で沖縄は季節限定とは言え、人気の離島である宮古島、石垣島にも対応しているANAは家族旅行などには最適っぽいですね。

<国内線の主要都市へのアクセス>

東京(羽田)、札幌(新千歳)、名古屋、大阪はどちらもアクセスがあります。違いと言えば、名古屋ですかね。

ANA:名古屋国際(セントレア)
JAL:小牧空港

となっています。乗り換え、乗り継ぎを考えるなら、国際線、国内線ともにセントレアが圧勝です。

一方で、政令指定都市である名古屋へのアクセスを考えると小牧空港の方が近いです。JR名古屋駅小牧なら20分弱ですが、セントレアからなら1時間弱かかります。

福岡空港内の国内線ラウンジを比較

福岡空港の国内線ターミナルにはは大きく、2種類のラウンジがあります。

  • カードラウンジ(クレジットカード会員向け)
  • 航空会社ラウンジ(上位シート利用者、上級会員向け)

カードラウンジはいわゆるゴールドカードなどを保有している人が使えるラウンジです。制限区域外にあります。福岡空港は「くつろぎのラウンジTIME(保安検査前)」があります。

ANAとJALはそれぞれ航空会社ラウンジも運営しています。

JALラウンジは「サクララウンジ」と「ファーストクラスラウンジ」の2種類が福岡空港にあり、ファーストクラスラウンジの方が格上です。ファーストクラスラウンジは最上級会員または国内線ファーストクラス利用者の方が使えます。

 

一方のANAラウンジは「プレミアムクラス利用者」「上級会員(プラチナ、SFC以上)」が利用できるANAラウンジが用意されています。最上級会員向けのANA SUITEラウンジは福岡空港内にはありません。

 

というわけで、JALやANAの最上級会員を目指している方はJALの方がファーストクラスラウンジが使える分お得感があるかもしれません。

福岡-羽田を年に何十回も往復するような方はJAL派の方がいいかもしれませんね。

 

そんな感じです。最初は国際線も一緒にまとめようと思いましたが、マイルを含めるとアライアンスも一緒に説明することになるので、ちょっと一記事じゃ無理って感じでしたので別々にします。

国際線版はもっと長文になると思います。それでは、良い空旅を!