JR九州のタッチ決済乗車サービス「クレカ乗車」は、2026年9月18日から福岡エリアの対象を92駅へ拡大しました。門司港~久留米の鹿児島本線に加え、福北ゆたか線・香椎線・若松線も対象です。ただし、大人運賃のみで、対応しない駅や新幹線へはそのまま使えません。普段の移動や福岡観光で迷いやすい条件を、2026年9月28日時点のJR九州公式情報で整理します。
対象は福岡エリアの計92駅
- 鹿児島本線:門司港駅~久留米駅
- 福北ゆたか線:折尾駅~博多駅
- 香椎線:西戸崎駅~宇美駅
- 若松線:若松駅~折尾駅
JR九州の発表では線区ごとの駅数をそれぞれ49・27・16・6駅とし、重複駅を除く合計を92駅としています。乗る駅と降りる駅の両方が対象か、出発前にJR九州の対象駅路線図で確認してください。博多駅・小倉駅を含む在来線の対象駅でも、新幹線乗換改札では使えません。下関駅を含む山陽本線・山陰本線も対象外です。
使い方は入場と出場で同じカードをタッチ
対応マークのあるVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯のクレジット・デビット・プリペイドカードが対象です。対応カードを登録したスマートフォンやウェアラブル端末も利用できます。事前のアプリ登録やチャージは不要で、対象駅の読み取り機にタッチして入場し、降車駅でも同じカードまたは同じ端末をタッチします。
1枚のカードで同時に複数人は乗れません。複数人なら一人ずつ対応カード・端末が必要です。本人以外の名義のカードも使えません。JR九州のFAQでは定期券など他の乗車券との併用も不可と案内しています。
小児運賃・対象外駅・新幹線に注意
クレカ乗車は大人運賃のみの設定です。子どもと一緒に乗るときは、小児用のきっぷやICカードなど別の適切な手段を選んでください。また、クレカ乗車で入場した場合、対象外駅では同じ方法で出場できません。間違えて対象外駅で降りたときは駅係員へ申し出るよう、JR九州は案内しています。新幹線には利用できません。
クレカ乗車の運賃は後日カード会社へ請求されます。カード明細では1日の利用分が合算されるため、個別の乗降履歴や運賃を見たい場合は、JR九州が案内するQ-moveの無料会員登録が必要です。利用そのものにはQ-move登録は不要です。
どんな人に向く?
対応駅どうしを大人一人で移動し、切符購入やICカードへのチャージを省きたい人には便利です。一方、小児運賃、定期券との組み合わせ、対象外駅への移動、新幹線利用には向きません。鹿児島本線の端から端までの駅名だけで判断せず、必ず最新の対象駅地図で乗降駅を照合してください。

