JR九州が上場。株主優待制度も始まるけど福岡市民は活用できるか?

JR九州が2016年10月25日に証券市場に上場します。事実上の完全民営化となるわけですね。これに伴って、株主優待制度がスタートされるようです。株主に対して半額乗車券をプレゼントしてくれるそうです。

上場自体も気になりますが、個人的にはJRを使って九州内を移動することも多いので株主優待券はもっと気になっています。今回はそんなJR九州の株主優待券の使い道について考えていきたいと思います。

株主優待は50%オフチケット

株主優待は、片道運賃と料金(特急券・グリーン車・指定席券)が半額になる優待券となります。九州新幹線はもちろん、各地の観光列車なども割引になります。
ちなみに個室は除くとなっているので、ななつ星は対象外です(まぁ、これは当たり前といえばそうなのでしょうけど)。

博多駅-鹿児島中央駅だと新幹線で片道10,000円くらいなので優待券を使えば5000円でいけるってわけですね。時々グリーン席を利用しますが、その時は片道13000円なので6500円ですか。

3000円プラスするのはちょっとお財布と相談が必要ですけど、+1500円なら結構使いやすいかもしれませんね。

 

株主優待を手に入れるには?

JR九州の場合は毎年3月末の時点の株主に対して5月ごろに優待券が送付されるのだそうです。なので、そのタイミングで株を買っておけばいいわけですね。

なお、いつまでの株を買っておけばいいのか?については下記サイトが参考になります。

なお、JR九州の株はまだ購入できません。今は上場前に株を買えるタイミングです。IPO(新規上場)株といい、こうした株は比較的利益が出やすいとされています。JR九州のIPOに応募するための方法については下記サイトが参考になるはずです。

他のJRを利用する場合

ちなみに、JR九州の株主優待券はJR九州内だけの対応となります。
たとえば、新幹線で博多から大阪に行く場合はJR九州の株主優待券では対応できません。この場合はJR西日本の株主優待が必要になります。

なお、JR西日本はすでに上場しており、優待内容もJR九州とほぼ同じです(というかJR九州がJR西を真似たのでしょうけど)。

JR西日本の株主優待制度については「JR西日本の株主優待と有効範囲や上手な活用方法、高く買い取り、安く購入する方法」も参考になるかと思います。

 

以上、JR九州が上場。株主優待制度も始まるけど福岡市民は活用できるか?というお話でした。